女性ならではの特性が活かせる『葬祭ディレクター』への転職

『葬祭ディレクター』という職業を聞かれたことはありますか?

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‘葬祭’とは、人生を終えられた方に、生存する人々が別れを告げる儀式です。非常に短い時間の中で、悲しみに満たされた人々を支えながら、滞りなく葬儀を行うために、セレモニーの準備から進行、様々な手続きなどを総合的にとりしきる役目が必要、それを行うのが葬儀ディレクターです。

 

最近、葬儀にも様々な形があることにお気づきでしょうか。個人の葬儀では、故人が生前から自分の葬儀についての希望を残していたり、家族が故人への愛を最後まで表せるようにいろいろな要望を出せるようになっています。個性を重んじる現代ならではの傾向です。

また、企業や団体で行う葬儀もありますが、グローバル化する社会においては、規模が大きくなるにつれて葬儀ひとつ行うにも、これまで考えられなかったような対応が必要になってきています。

 

 

高齢化が進む中、多様なニーズへの対応が求められる葬儀業界は、今後ますます発展がみこまれる注目株長く安定した仕事を望む方、特に社会経験を積んできた女性におすすめの『葬祭ディレクター』を、目指してみませんか?

 

相談で進路が見えた人けっこういます。


葬祭ディレクターってどんな仕事?

まずは、『葬祭ディレクター』という仕事の中身を、少し詳しく見てみたいと思います。仕事内容は、大きくわけてふたつの側面があります。

 

一つ目は、企画。葬儀全体のプランニングです。葬儀主催者と打ち合わせをしながら、要望に沿う形でスムーズに葬儀が行えるようなプランを立てる仕事です。限られた時間、予算の中でのプランニングは、簡単なことではありません。悲しみを抱え、動揺を抑えきれない心持ちでいる主催者に対し、思いやりを持ちながらも客観的に状況把握をして、物事を進めていく強さが大切となります。また、主催側の様々な要望を受けながら、実現可能な形へ持っていく交渉力も必要なスキルです。

 

二つ目は、運営。立てたプランの実行ですが、内容は、会場の設営から司会進行、参列者の接遇まで、儀式全般において先頭に立てる人材でなければなりません。

こうしてみると、大変幅広い視野とスキルが求められる仕事だとわかりますが、企画・運営面ともに一番大切なスキルは、対人対応能力。主催者、参列者への細やかな心遣いが、すべての人の心に残るセレモニーを作り上げるのです。葬儀業界の経験よりも、社会人として多くの人とつながりをもって働いた経験が、最大限に活かせます。また、女性特有の細やかさも、大きな武器にできる仕事でしょう。

葬祭ディレクターへのスキルアップイメージ

仕事内容からもわかるように、その場その場での臨機応変さ、場をとりしきるリーダーシップ、関わる人々との対人対応が要となります。これらは全て、場数を踏むことでしか伸ばしていくことのできないスキルばかりです。

企画・運営全般をとりしきる長となる『葬祭ディレクター』には、一朝一夕ではなれません。まずは、アシスタントという立場で、様々な葬儀の現場に立ち、ディレクターの指示に従いながら、葬儀がどのように計画され、どのように行われていくのかを、総合で見られるようになる目を養うことから始まります。

‘葬儀’という独特な場であっても、ディレクターを補佐するアシスタントにとって必要なスキルは、一般企業での仕事と変わりません。先輩方の動きに注意し、指示や要望を正確に把握して、積極的に動くこと。これまでの仕事経験で学んだことは、何でも役に立つはずです。葬儀業界未経験者でも、自分の持っているスキルをあらゆる面で活かせれば、ディレクターとして独り立ちまでの道のりも、そう遠いものではありません

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葬祭ディレクターの資格

将来性が見込まれる仕事として、『葬祭ディレクター』という肩書きが確立されていることは、平成8年に誕生した葬祭ディレクター技能審査試験に現れています。

厚生労働省認定の試験で、1級と2級の資格があります。どちらの級の受験にも、葬祭現場での業務経験が必要となり、試験内容も、筆記と実技があり、プランニング力・運営力全てにおいてのスキルが試されるものです。常に主催者となる消費者の視点で考え、消費者に対する細やかな心遣いをもった葬儀の企画・運営ができる専門スキルを、客観的に評価する資格。この資格を有することは、収入アップに直結し、葬儀業界でのスキルアップにとって、とても大きな意味があるといえます。

 

葬儀業界未経験者の立場でみると、このような認定試験の存在は、スキルアップの具体目標がもてること以上に有益です。試験対策の勉強を進めてみることで、業界についての知識習得や、自分に足りないスキルの確認が、効率よく行えます。受験資格が得られるまで、最低2年の期間が必要ですが、2年あればたとえ未経験から始めても、知識と経験をバランスよく身につけられます。未経験スタートでも2年でディレクターの肩書きを得るチャンスがある仕事は、そうありません。将来への大きなステップアップを目指して、チャレンジしてみませんか?

注目の葬儀業界への転職プラン

社会人として安定した地位と、経験に応じた収入アップを得るために、将来有望な業界への転職を考えたとき、もっとも力づよい味方になってくれるのが、情報量の多い人材派遣企業。中でもおすすめは、パソナキャリアです。

 

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葬儀業界のような、あまり一般的ではなく情報を得るのが難しい業界への転職には、やはり転職のプロのサポートが不可欠です。個人レベルでは得られない求人情報でも拾えるチャンスが広がります。人材派遣の実績を誇るパソナならではの求人情報が期待できます。

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